2024
木材・樹脂・リボン・金具・塗料
サイズ可変 12組

均衡が生み出すリズミカルな形の壁掛け作品
体に切り出した板材をリボンで接続し、壁面の限られた突起に引っかけることで設置されています。この時、部材同士は重さの均衡を保ち、構成要素の位置関係を維持する構造となっています。部材の規格を統一し、多くの制約を設けたシステマチックな設計過程のもと、多彩なバリエーションを生み出す試みを行いました。重さの均衡に加えて構成要素の設計にも物理的な制約を課し、その中で必然的に生まれる形を提示する手法を作り出しました。
本作品は重さの均衡が重要な要素となっていますが、一見するだけではそれを正しく認識することは難しいと考えました。そこで、リボンを切断し均衡を崩すことで作品を破壊するパフォーマンス映像を撮影しました。
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